十勝の関西人

先週土曜日の11月14日(Happy Birthday Hiro!)に帯広市民文化ホール(小ホール)で、私の所属する「わくにこ十勝Jazzオーケストラ」がコンサートを開催しました。
Count Basieの曲を中心に全14曲(アンコール含む)を、助っ人も入れて総勢31名のメンバーで約2時間演りました！

最大の今回のゲストはなんとあの「世界のヒノテル」こと日野皓正さん！！！
何でわしらみたいな田舎の弱小バンドに？！と思われるでしょうが、私自身もまだ信じられません。

ヒノテルさんは、前日の練習の時に我らのいつもの練習場に現れました。
メンバー全員超緊張！
挨拶もそこそこに、いきなりTrp.を取り出し本番の曲の練習に参加。
前に立ってメンバーの方を向いて吹いたのですが、その音を聴くだけで「…！」
練習どころか、楽器を置いて聴きたくなる…。

ヒノテルさんのアドバイス一言で音が・リズムが変わってくる…。
金言とはこの事です。

練習終了後、恐れ多くも日野さんに楽器ケースへサインをお願いしたところ気さくに応じていただき、たまたま私の誕生日であったこともあり大サービスのサインを頂けました！

本番は前半メンバーのみ、後半からヒノテルさんの登場です。
立ち上がり、みんな硬い！緊張しているな…。
前半はところどころヒヤヒヤの展開でしたが、ソロも何とか乗り切り終了。

一旦楽屋に引き揚げ一服するころには落ち着いてきて、「後半は楽しむぞ～！」と開き直り気味。
さて夢のヒノテルさんとの共演です。

一緒に吹いていることが夢のような、それでいて同じ舞台の上で連帯感を感じつつ一曲一曲演っていきます。
ノリノリのヒノテルさん、会場に降りて観客の耳元でスーパープレイ！
舞台の上でドラムを乱打！挙句の果てにタップダンスまで！！
本当に演奏していて・観ていて楽しいステージでした。

驚いたのは、そんなヒノテルさんのパワー・オーラに導かれ、われわれの演奏が前半とは違ってイキイキしてきたことです(観客のアンケートにもそのような感想が多くありました）。
一人の偉大なプレーヤーの影響力を身をもって感じることができました。

もうこんなチャンスは無いかも知れませんが、ぜひもうヒノテルさんと一度演りたいです！
聴きに来ていただいた方、どうもありがとうございました。
メンバーのみんな、楽しかったな！
そしてヒノテルさん、ありがとう！